広島大学「未病・予防医学共同研究講座」

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活動報告

 本共同研究講座での研究活動について、個別に紹介しています。

論文発表

Probiotics and Antimicrobial Proteins誌に、植物乳酸菌SN13T株によって発酵させた薄荷抽出液の生物活性に関する研究論文「Role of phenolic acid metabolism in enhancing bioactivity of mentha extract fermented with plant-derived Lactobacillus plantarum SN13T」が掲載されました。(PubMedリンク)

Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に、トランスポゾンを利用した乳酸菌用の温度感受性ランダム変異導入ベクター構築に関する研究論文「Construction of a temperature-sensitive shuttle vector between lactic acid bacteria and Escherichia coli and its application to a Tn10-based random mutagenesis tool in lactic acid bacteria」が掲載されました。(PubMedリンク)

Nutrients誌に、植物乳酸菌IJH-SONE68株の摂取によって、肝疾患と関連した腸内細菌叢を改善することを明らかにした研究論文「Plant-derived Lactobacillus paracasei IJH-SONE68 improves the gut microbiota associated with hepatic disorders: a randomized, double-blind, and placebo-controlled clinical trial」が掲載されました。(PubMedリンク)

Frontiers in Microbiology誌に、薬用植物を植物乳酸菌で発酵させた場合に生じる3-フェニル乳酸が、歯周病菌Aggregatibacter actinomycetemcomitansのバイオフィルム形成を阻害することを明らかにした研究論文「3-Phenyllactic acid generated in medicinal plant extracts fermented with plant-derived lactic acid bacteria inhibits the biofilm synthesis of Aggregatibacter actinomycetemcomitans」が掲載されました。(PubMedリンク)

Microorganisms誌に、2種類の機能性アミノ酸オルニチンとシトルリンの植物乳酸菌MSC-3G株における高産生条件を検討した研究論文「Fermentation in pineapple juice significantly enhances ornithine and citrulline production in Lactococcus lactis MSC-3G isolated from sugarcane」が掲載されました。(PubMedリンク)

Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に、植物乳酸菌SN35N株の産生する菌体外多糖体がもつ抗ウイルス活性に関する研究論文「Exopolysaccharide produced by plant-derived Lactobacillus plantarum SN35N exhibits antiviral activity」が掲載されました。(PubMedリンク)

Nutrients誌に、植物乳酸菌IJH-SONE68株の摂取が通年性アレルギー状態を改善することを明らかにした研究論文「Plant-derived Lactobacillus paracasei IJH-SONE68 improves chronic allergy status: a randomized, double-blind, placebo-controlled clinical trial」が掲載されました。(PubMedリンク)

Microorganisms誌に、植物乳酸菌IJH-SONE68株の産生する菌体外多糖体が潰瘍性大腸炎モデルマウスに有効性を示すことを明らかにした研究論文「The exopolysaccharide produced by Lactobacillus paracasei IJH-SONE68 prevents and ameliorates inflammatory responses in DSS–induced ulcerative colitis」が掲載されました。(PubMedリンク)

Microorganisms誌に、植物乳酸菌BM53-1株の産生するバイオフィルム形成阻害活性物質に関する研究論文「Lactobacillus reuteri BM53-1 produces a compound that inhibits sticky glucan synthesis by Streptococcus mutans」が掲載されました。(PubMedリンク)

Antioxidants誌に、植物乳酸菌174A株を生薬で発酵させると抗酸化作用・抗炎症作用を示す物質が産生されることを明らかにした研究論文「Anti-oxidant and anti-inflammatory substance generated newly in Paeoniae Radix Alba extract fermented with plant-derived Lactobacillus brevis 174A」が掲載されました。(PubMedリンク)

Archives of Clinical and Biomedical Research誌に、植物乳酸菌SN13T株の肝機能・糞便細菌叢の改善作用について臨床研究を通じて明らかにした研究論文「Lactobacillus plantarum SN13T cells improve hepatic dysfunction and fecal microbiota: a randomized pilot study」が掲載されました。

Scientific Reports誌に、植物乳酸菌SN35N株のもつcystathionine γ-lyaseの触媒メカニズムを明らかにした研究論文「Catalytic specificity of the Lactobacillus plantarum cystathionine γ-lyase presumed by the crystallographic analysis」が掲載されました。(PubMedリンク)

The FEBS Journal誌に、抗生物質D-サイクロセリン生合成に必須な酵素の触媒作用機構を明らかにした研究論文「CCyclization mechanism catalyzed by an ATP-grasp enzyme essential for d-cycloserine biosynthesis」が掲載されました。(PubMedリンク)

Frontiers in Microbiology誌に、植物乳酸菌SN13T株を特定の生薬で発酵させるとIL-8の産生阻害物質が産生されることを明らかにした研究論文「Interleukin-8 release inhibitors generated by fermentation of Artemisia princeps Pampanini herb extract with Lactobacillus plantarum SN13T」が掲載されました。(PubMedリンク)

Internation Journal of Molecular Sciences誌に、植物乳酸菌SN13T株に致死的なアルコール中毒症状を回避させる作用が認められたことを明らかにした研究論文「Improvement of alcohol-poisoning symptoms in mice by the oral administration of live Lactobacillus plantarum SN13T cells」が掲載されました。(PubMedリンク)

Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に、オルニチンを高産生する植物乳酸菌K-28株に関する研究論文「Development of a system of high ornithine and citrulline production by a plant-derived lactic acid bacterium, Weissella confusa K-28」が掲載されました。(PubMedリンク)

Molecules誌に、植物乳酸菌IJH-SONE68株の産生する菌体外多糖体が接触性皮膚炎モデルマウスに有効性を示すことを明らかにした研究論文「Exopolysaccharide produced by Lactobacillus paracasei IJH-SONE68 prevents and improves the picryl chloride-induced contact dermatitis」が掲載されました。(PubMedリンク)

The Journal of Antibiotics誌に、保健機能性を有する植物乳酸菌の抗生物質耐性を調査した研究論文「Antibiotic susceptibility of plant-derived lactic acid bacteria conferring health benefits to human」が掲載されました。(PubMedリンク)

PLoS Biology誌に、チロシナーゼの触媒作用メカニズムに関する研究論文「Catalytic mechanism of the tyrosinase reaction toward the Tyr98 residue in the caddie protein」が掲載されました。(PubMedリンク)

The Journal of Biochemistry誌に、植物乳酸菌IJH-SONE68株の産生する菌体外多糖体の構造に関する研究論文「A novel structure of exopolysaccharide produced by a plant-derived lactic acid bacterium Lactobacillus paracasei IJH-SONE68」が掲載されました。(PubMedリンク)

Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に、植物乳酸菌SN35N株の産生する菌体外多糖体の構造に関する研究論文「Characterization of the SN35N strain-specific exopolysaccharide encoded in the whole circular genome of a plant-derived Lactobacillus plantarum」が掲載されました。(PubMedリンク)

Applied and Environmental Microbiology誌に、植物乳酸菌174A株の産生する二成分バクテリオシンの生合成制御系に関する研究論文「Expression of genes involved in bacteriocin production and self-resistance in Lactobacillus brevis 174A is mediated by two regulatory proteins」が掲載されました。(PubMedリンク)

Biological and Pharmaceutical Bulletin誌に、好熱性植物乳酸菌分離株の産生する菌体外多糖体の構造に関する研究論文「Characterization of exopolysaccharides produced by thermophilic lactic acid bacteria isolated from tropical fruits of Thailand」が掲載されました。(PubMedリンク)

Protein Science誌に、植物乳酸菌Lactobacillus plantarumの硫化水素生合成に関与するシスタチオニン-β-シンターゼの構造解析に関する研究論文「Crystallographic and mutational analyses of cystathionine β‐synthase in the H2S‐synthetic gene cluster in Lactobacillus plantarum」が掲載されました。(PubMedリンク)

学会発表

大阪で開催された日本乳酸菌学会2023年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「二重盲検ランダム化並行群間比較試験によって検証した植物由来乳酸菌IJH-SONE68株の肝機能改善効果」

北海道で開催された日本薬学会第143年会において研究成果を発表いたしました。
演題名「植物乳酸菌IJH-SONE68株による発酵液粉末の摂取による通年性アレルギーおよび肝機能改善効果 —二重盲検法によるランダム化並行群間比較試験—」

オンラインで開催された日本生物工学会2022年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「Fermented stevia improved alcohol-poisoning symptoms in association with changes in the gut microbiota of mice」

オンラインで開催された日本乳酸菌学会2022年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「抗炎症作用をもつ植物乳酸菌IJH-SONE68発酵液粉末の摂取による通年性アレルギーおよび過体重改善効果の検証」

名古屋で開催された日本薬学会第142年会において研究成果を発表いたしました。
演題名「植物乳酸菌IJH-SONE68株の摂取が通年性アレルギーに及ぼす影響の評価 —二重盲検法によるランダム化並行群間比較試験—」

広島で開催された日本薬学会第141年会において研究成果を発表いたしました。
演題名「潰瘍性大腸炎の予防・改善に有効な植物乳酸菌HIJ-SONE68株の産生する細胞外多糖体の作用機序」

岡山で開催された第70回日本生物工学会において研究成果を発表いたしました。
演題名「麹菌培養物に由来する腸炎に有効な機能性分子の探索」
演題名「病原性細菌の毒素産生能力を阻害する物質の探索システムの開発とその利用」

岐阜で開催された日本乳酸菌学会2019年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「植物由来乳酸菌を用いた生薬発酵エキスの抗炎症作用」
演題名「植物由来乳酸菌が産生する腸管炎症抑制物質の探索」
演題名「Lactobacillus paracasei IJH-SONE68由来の菌体外多糖体の接触性皮膚炎に対する改善効果とその作用機構解析」

広島で開催された日本食品衛生学会第114回学術講演会において研究成果を発表いたしました。
演題名「病原性細菌の毒素産生能を阻害する物質をつくる植物由来乳酸菌の探索研究」

米子で開催された第57回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「植物乳酸菌Lactobacillus plantarum SN13Tの摂取によるマウスのアルコール中毒症状の改善―腸内細菌叢との関連性―」

東京で開催された日本乳酸菌学会2018年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「Weissella confusa K-28 isolated from Senna obtusifolia produces both ornithine and exopolysaccharide」
演題名「乳酸菌と生薬のコラボレーションによる新規医薬品の創生」
演題名「植物由来乳酸菌Lactobacillus reuteri BM53-1の産生する緑膿菌増殖阻害物質に関する研究」
演題名「Lactobacillus paracasei IJH-SONE68の産生する菌体外多糖体の炎症とアレルギーに対する機能性解析」

金沢で開催された日本薬学会第138年会において研究成果を発表いたしました。
演題名「アルコールに対する植物乳酸菌SN13T株の保健機能性―アルコールによる肝機能傷害と腸内細菌叢の改善―」

徳島で開催された第56回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「肝機能傷害を改善する植物乳酸菌SN13T株の機能解析—アルコール中毒症状と腸内細 菌叢の改善—」
演題名「植物乳酸菌Lactobacillus reuteri BM53-1の産生するバイオフィルム形成阻害物質の作用機構」
演題名「Quorum sensing機構を阻害する物質のスクリーニングシステムの構築とその応用―」

福岡で開催された日本乳酸菌学会2017年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「果実より新しく分離した植物由来乳酸菌Lactobacillus paracaseiの特性」
演題名「病原細菌の毒素産生能を阻害するLactobacillus reuteri BM53-1由来物質の特性」
演題名「飲酒に及ぼす植物乳酸菌の保健機能性」
演題名「Isolation and characterization of the lactic acid bacteria from natural sources to screen high ornithine-producing strains」
演題名「Pediococcus pentosaceus LP28のゲノム配列特異性と菌体外多糖の特徴,」

岡山で開催された第55回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「植物乳酸菌Lactobacillus reuteri BM53-1による齲蝕原性細菌のバイオフィルム形成阻害の機構解明」

東京で開催された日本乳酸菌学会2016年度大会において研究成果を発表いたしました。
演題名「齲蝕原性細菌のバイオフィルム形成を阻害する植物乳酸菌の作用機構とその活性物質の解明」
演題名「植物乳酸菌Pediococcus pentosaceus LP28の抗肥満作用」

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